夜勤明けの車通勤は要注意!
“先日のこと、出勤途中の車で、人を轢くところだった。一車線対向の県道を走行中、左側の歩道からフラフラと青年が出てきた。私の車のスピードを読み間違えたようだった。中央線をやっと越えたと見えたその青年が、事もあろうに戻ってきたのだ。つまり、私の車の前をかすめて、元の左側の歩道に帰ってきたのだ。『アッ!轢いちゃった!』と、一瞬冷や汗が吹き出した。
「だろう運転」をしていたつもりはないのだが、結果的に事故にならなくてよかった。その後、その青年の挙動に異常を感じた。知的障害者のようにも見えた。そのとき、改めて思った。車の運転は、いつでも加害者になる。ましてや、車通勤なら毎日のこと。どこに事故が潜んでいるかも知れない。相手がたとえ、どんな人であっても、対処できるよう安全運転に徹するべきなのだ。
看護師というものは職業柄ストレスが溜まりやすく、その日は思っていたより疲れていてあの青年を見ているようで見ていなかったのかも知れない。夜勤が不規則にシフトする勤務体系は、健康によろしくないとは思うのだが、看護師という職種が担う宿命のようなものだ。現状を踏まえつつ、自己管理をしっかりしないと、とんでもない大事故を起こしかねない。
夜勤明けの車通勤は、特に細心の注意が必要だ!気持ちは、覚醒しているのに、現実は居眠りをしていることがある。居眠りといっても、ほんの一瞬瞼が閉じるだけだが、その一瞬で人をはねるかも知れない!
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